レシートプリンター HIT PriFlex Giant−150Lを、
Ethernet接続でお使い頂く場合のIPアドレスの設定方法について案内します。
PriFlex Giant-150Bは『Bluetooth接続タイプ』になります。
※Bluetoothの接続方法はこちらをご覧ください
Ethernet接続でお使い頂く場合のIPアドレスの設定方法について案内します。
接続前に型番をご確認ください
PriFlex Giant-150Lは『Ethernet(LAN)接続タイプ』PriFlex Giant-150Bは『Bluetooth接続タイプ』になります。
※Bluetoothの接続方法はこちらをご覧ください

配線
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プリンター本体裏面にあるケーブルの挿し口を確認します。
それぞれの挿し口の種類は画像の数字を確認してください。
① 電源ケーブル
② モジュラーケーブル(ドロアとの接続)
③ LANケーブル(ルーターとの接続)
※『②』はドロアと接続する場合のみ使用します -
以下がドロア用のモジュラーケーブル以外を配線した状態です。
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機器底面にあるフタを開けると、詳細設定用のディップスイッチがあります。
プリンターからレシートが出力された際に音が鳴るか鳴らないかの設定ができます。
『2』をONにすると音が鳴り、OFFにすると音が鳴りません。
※ディップスイッチの変更は電源OFFの状態で行なってください
※電源ONの状態で変更してしまった場合、電源の入れ直し後に反映されます
IPアドレスの設定
設定前に確認してください
プリンターの新しいIPアドレスを設定する前に、現在設定されているIPアドレスを確認しておく必要があります。以下の手順に従って、現在のIPアドレスが印字されたレシートを出力してください。
1. プリンターの電源をOFFにします。
2. Feedボタンを押しながら電源をONにします。
(この際、レシートが印刷されるまでFeedボタンは押したままにしてください)
(この際、レシートが印刷されるまでFeedボタンは押したままにしてください)
3. 長いレシートが印刷されたらFeedボタンを離し、最後にもう一度Feedボタンを押します。
4. 短いレシートが印刷されたら完了です。
※ IPアドレスは長いレシートに印字されています
※ 確認したIPアドレスは「IPアドレスの設定」の手順3・手順4で利用します
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『iOSホーム画面 設定アイコン > iOSの設定画面 > Wi-Fi』と選択し、Wi-Fi設定の画面を表示します。
現在設定中のWi-Fi(【Wi-Fi】ボタンの直下に表示された、チェックのついたネットワーク名)欄の右端、青いアイコンをタップします -
『【IPv4アドレス】項目 > 【IPを構成】欄』をタップし、IPv4の詳細設定画面を表示します。
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【IPv4を構成】の設定ページが表示されるので、『手動』を選択します。
画面中頃の【手入力のIP】項目に必要な情報を入力します。
入力が完了したら『保存』をタップします。
項目 説明 IPアドレス ご利用の端末に割り当てるネットワークアドレスを入力します。
4つに区切られた数値の、右端だけが『ルーター』アドレスと差異があるようにします。
例:192.168.192.200(他に端末がある場合、同じ数値には設定出来ません)サブネットマスク 『255.255.255.0』と入力します。 ルーター ローカルネットワークの基準値を入力します。
『デフォルトゲートウェイ』と同様の数値です。
例:192.168.192.1(右端の数値は必ず”1”です) -
この状態で一度設定のアプリを閉じて『safari』を開きます。
safariでプリンターから出力したIPアドレスの数値を入力して検索をします。 -
パスワードを入力する画面が表示されます。
パスワードは【 0821 】を入力しログインします。 -
HIT PriFlex Giant−150LのIPアドレスを設定する画面が表示されますので、
『TCP/IP Setting』をクリックします。 -
プリンターのIPアドレスを入力できる画面が表示されます。
『Printer IP』の項目に新しく設定していただくIPアドレスを入力します。
以下の画像の中にあるIPアドレスの場合、値を変えていただく箇所は最後のカンマのあとになります。(赤枠) 入力していただける値は【200~230】を推奨しております。(周辺機器のIPと被らないようにする為です) 入力ができましら、『Network Confing』をタップします。
※『PORT』の項目に入っている値は変更しないようお願いします -
以下の画面が表示されれば、プリンターへIPアドレスが設定されます。
『TCP/IP Setting』をクリックします。 -
プリンターからIPアドレスが印字されたレシートを出力します。
プリンターの電源OFFし、Feedボタンを長押ししながら電源ONにすると、
IPアドレスが印字されたレシートが出力されます。
新しく設定されたIPアドレスが印字されHIT PriFlex Giant-150Lの設定完了となります。
ワンポイントアドバイス
【キッチンブザーの設定について】
IPアドレスを設定する画面の別ページから、キッチンブザーの設定が行なえます。
※『ベル / 1回』の設定をお勧めします -
レジ端末のWi-Fiの設定を元に戻します。
『【IPv4アドレス】項目 > 【IPを構成】欄』をタップし、IPv4の詳細設定画面を表示します。 -
【IPv4を構成】の設定ページが表示されるので、『自動』を選択した状態で『保存』をタップします。
以上で、設定完了です。
設定完了後はWi-Fiの設定を必ず自動に戻してください
Wi-FiのIPV4アドレスの『IPを構成』を手動に切り替えると、一時的にインターネット接続が遮断されます。
インターネット接続を正常にするために、IPアドレスの設定完了後は必ず『IPを構成』を自動に戻してください。
スマレジ・アプリの設定
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スマレジ・アプリで『設定 > プリンター設定 > 使用プリンタ』と進み、
使用プリンタの設定画面を開きます。 -
プリンターの選択画面が表示されるので、
Ethernet欄の『HIT PriFlex Giant-150L(Ethernet)』を選択します。 -
上記の接続、設定を行なうことで、
スマレジでHIT PriFlex Giant-150L(Ethernet)を利用することができます。
スマレジ管理画面の設定
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スマレジ管理画面から、レジ端末に設定するIPアドレスの設定をします。
スマレジ管理画面の『設定 > レジ設定 > レジ端末一覧』をクリックします。 -
登録端末が一覧で表示されるので、IPアドレスの設定を行なう端末を選択します。
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詳細設定画面の『プリンタ』欄に、プリンターのIPアドレスを入力します。
※IPアドレスはプリンターのセルフ印字で確認できます。
入力完了後、画面下部の【更新】をクリックします
ブザーの切替設定(ユーティリティツールを使用)
プリンター管理画面からの設定が可能です。その場合はこちらをご参照ください。
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ブザー音の種類や、ブザー音が鳴る回数をパソコン上から設定することができます。
※WindowsPCでのみ設定可能です
こちらのHIT株式会社ホームページより
①【PriFlex GIANT シリーズ Windows Printer Driver Installer v1.02】と
②【GIANT TOOL】をダウンロードします。 -
Printer Driver Installerをパソコンにインストール後、
ダウンロードしたGIANT TOOLを開き、 『Port Setup』を開きます。 -
プリンター情報を各項目に入力し、『OK』をクリックします。
詳しい内容については画像下の『項目内容一覧』をご覧ください。項目内容一覧
項目 内容(画像の例をを用いて値を記載しております) Device ご利用中のプリンター『GIANT-150』を選択します。 I/F ご利用中のプリンターがLAN接続の場合は『ETHERNET』
Bluetooth接続の場合は『Bluetooth』を選択します。IP Address プリンターの電源をOFFにし、FEEDボタン(紙送りボタン)を長押ししながら電源をONにした際に
出力されるレシートの印字されたIPアドレスを入力します。Port IPアドレスと同様に、紙送りボタンを押しながら電源をONにした際に出力される数値を入力します。 -
次に、『User Setup』を選択します。
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画面上部のタブ『Peripheral』を選択し、『Get Value』をクリックします
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『Kitchen bell』の項目を『Board Buzzer』に変更し、
『Type&Times』からブザー音とブザーが鳴る回数を変更できます。
ブザー音のタイプは全部で6種類あり、ブザー音が鳴る回数は最大5回まで選択可能です。 -
設定が完了後、『Set Value』をクリックして完了です。
注意してください
・PriFlex Giant-150Lのご利用可能なレシート幅は80mmとなっております。
・プリンターの設定・登録を行なった後は、必ずスマレジ・アプリのデータ同期(店舗)を行なってください。