リテールビジネスプランでは、在庫管理機能の一部として、在庫の発注や入出荷を管理する機能があります。
商品の発注や入荷登録時に各商品の原価を登録する為、入荷原価の変動があった場合にも対応する事が可能です。
スマレジでは在庫の原価計算方法を、『原価設定なし』または『移動平均法』の2通りから選択する事が出来ます。
管理画面での設定方法と、それぞれの計算方法についてご案内いたします。
入荷や出荷の登録時に原価の変動があった場合でも、在庫原価は商品情報に設定されている原価で計算します。
(仕入一覧や在庫履歴集計画面では、入力した原価での合計を確認する事が出来ます。)
商品マスタ上の原価で在庫高や売上原価を管理される場合は、こちらの設定をご利用ください。
移動平均法
入荷や出荷の登録時、その時点での在庫分に合算し、合計金額を合計数量で割ることで原価を求める方法です。
入荷や出荷を登録するたびに、商品マスタの原価が変動します。
商品の発注や入荷登録時に各商品の原価を登録する為、入荷原価の変動があった場合にも対応する事が可能です。
スマレジでは在庫の原価計算方法を、『原価設定なし』または『移動平均法』の2通りから選択する事が出来ます。
管理画面での設定方法と、それぞれの計算方法についてご案内いたします。
設定方法
※本文中の画像はクリックすると大きなサイズで表示されます
-
管理画面にて、在庫管理設定画面を開きます
『設定 > 在庫設定 > 在庫管理設定』を選択します。 -
原価の計算方法を設定します
『原価の計算方法』にて『原価設定なし』または『移動平均法』を選択します。 -
設定の変更を保存します
ページ下までスクロールし、【更新】をクリックします。
ワンポイントアドバイス
原価設定なし入荷や出荷の登録時に原価の変動があった場合でも、在庫原価は商品情報に設定されている原価で計算します。
(仕入一覧や在庫履歴集計画面では、入力した原価での合計を確認する事が出来ます。)
商品マスタ上の原価で在庫高や売上原価を管理される場合は、こちらの設定をご利用ください。
移動平均法
入荷や出荷の登録時、その時点での在庫分に合算し、合計金額を合計数量で割ることで原価を求める方法です。
入荷や出荷を登録するたびに、商品マスタの原価が変動します。
移動平均法を利用する
移動平均法を利用した場合の金額の動きについて、在庫履歴集計の画面にてご案内します。※本文中の画像はクリックすると大きなサイズで表示されます
-
「オリジナルTシャツ」を、原価100円で10個入荷、その後原価300円で10個入荷
在庫は20個になる( 100 × 10 + 300 × 10 )÷ 20 = 200
移動平均法により、原価は200円に変更されます。 -
「オリジナルTシャツ」を1個販売、1個ロス登録実施
在庫は18個になる
売上・ロスの区分に原価200円で反映されます。 -
「オリジナルTシャツ」を、原価100円で10個入荷
在庫は28個になる
( 200 × 18 + 100 × 10 )÷ 28 = 164.3
移動平均法により、原価は164.3円に変更されます。
また、原価の変動履歴は、管理画面の『商品 > 価格変更履歴』からも確認する事が出来ます。
お客様の運用に合わせて、設定を行なってください。