
S740はワイヤレス(Bluetooth)で、QRコードもスキャン可能なバーコードスキャナーです。
主な特徴
・ スマホ画面上のQRコードも読み取り可能
・ オプションの充電クレードル(スタンド)に乗せたままスキャンが可能『自動スキャンモード』
・ 軽量コンパクトサイズで扱いやすい
・ フル充電で約9時間の連続動作が可能
※1Dは1次元バーコード(主にJANコード)、2Dは2次元バーコード(QRコード)のことを指します
機器名称
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名称 内容 スキャンボタン バーコードを読取る際の光を出すボタンです。 電源ボタン ボタン長押し:電源ON/OFF
ボタンを短く2回押す:画面上のソフトキーボード表示ON/OFF電源コネクタ 充電ケーブルの差し口です。 電池ドアー 開けるとバッテリー電池を取り出せます。 電池ドアーロック 電池ドアーの開け/閉めを行なうロックです。 充電クレードル用のピン 別売の充電クレードル(スタンド)をご利用の際に、充電する置台に装着します。
接続方法
必ずお読みください
2022年02月出荷分よりバーコードリーダーの初期設定が『キーボードモード(HIDモード)』から『iOS APPモード』に変更となります。
スマレジは『キーボードモード(HIDモード)』でのみ使用できるため、初回使用時には必ず設定変更が必要となります。
設定変更は以下の設定バーコードの読み取り、またはソケットモバイルのアプリから可能です。
【設定バーコード】


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電源ボタンを長押しして電源を入れます
起動音が鳴り、バッテリーライト(緑)が点灯し、Bluetoothライト(青)が点滅します。
※電源を切る場合も同様に電源ボタンを長押しします -
端末(iPadなど)の『設定』から『Bluetooth』を開き、BluetoothをONにします
デバイスの欄に『Socket S740 ****』と表示されるのでタップします。 -
ペアリングが完了したことを確認します
『自分のデバイス』の項目に端末名が表示され、『接続済み』になれば、接続されたことが確認できます。
バーコードをスキャンする
スキャナーとバーコードの距離を10㎝ほど離し、光をバーコードに当ててスキャンボタンを押します。
スキャンが成功すると音が鳴り本体が振動します。
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光がバーコード全体を覆うように当てます
光をコードの中心に当てます
自動スキャンモード
設定方法
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デバイスのBluetoothをOFFにします
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左記のコードをスキャンすると、自動スキャンモードになります
※通常モードに戻すときは、スキャンボタンを押すか、スキャナーの電源を切って入れ直します -
バーコードスキャン後にインターバルをおくことができます
左記のバーコードを上から順に読取りすることで、商品のバーコードスキャン後、インターバル(間隔)をおくことができます。
バーコードを連続で読取ることを防ぎたい場合にご利用ください。 -
設定完了後、デバイスとS740をペアリングします
機器設定用のバーコードなど
※バーコード画像はクリックすると拡大表示しますバーコードリーダー設定時は必ずBluetooth接続をOFFにしてください
各設定用のバーコードを読み取る時は、レジ端末(iPadなど)とのBluetooth接続が行なわれていない状態で行なってください。-
初期化バーコード
読み取りに成功すると、『ピーポ ・ ポ ・ ピポポポポ』と音が鳴ります。電源がOFFになり、バーコードリーダーの初期化は完了です。
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改行コード
改行コードの設定が適切でない場合、スマレジの会員検索画面で会員情報バーコードを読み取っても検索が実行されないことがあります。
左記のバーコードを読み取ることで、正しい改行コードの設定が可能です。
以下のバーコードは、該当設定が必要な際にご利用ください。
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『0』から始まるバーコードの先頭『0』を読み取る(UPC-Aの設定)
バーコードの数字が『0』からはじまる場合(12桁/13桁)、『0』を飛ばして次の数字からとなる場合、こちらの設定をお試しください。
※読み取り時、本体の設定に関わらず、音は鳴りません※設定後も読み取りができない場合は、設定後も『先頭『0』の読み取り(UPC-Aの設定)ができない場合』をご覧ください
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Codabar(NW-7)を読み取る
バーコードの数字が、前後をアルファベットで挟まれたようなコードが読み取れない場合、こちらの設定をお試しください。
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iOS対応モードへ変更する
S740のBluetooth接続設定をiOS端末用へ変更します。
初期化などを行なってもiOSのBluetooth接続に機器名が表示されない場合などにお試しください。
画面上で読み取りれない場合、下記からバーコード一覧をプリントして読み取りを行なってください。
設定後も先頭『0』の読み取り(UPC-Aの設定)ができない場合
同じS740でも一部の型番では『0』から始まるバーコードが読み取れない場合があります。
読み取りできなかった場合は、以下のバーコードの読み取りをお試しください。


バーコードリーダーからBluetooth接続を解除する
ソケットモバイル S740からBluetoothのペアリングを解除することができます。スキャンボタンと電源ボタンを同時に押し続け、『ピピピ』と音が3回鳴ります。
次に電源を入れると、別端末で『検出可能』になります。
設定用アプリ
バッテリーについて
バッテリーライト(LED)の色や点滅パターンによってバッテリー残量が確認できます。
バッテリーライトの色 | 点滅パターン | 状態 |
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緑 | 点灯 | ACアダプタ接続時:満充電 バッテリー駆動時:残量が100%〜25% |
黄 | 点滅 | ACアダプタから充電中 |
黄 | 点灯 | 残量が25%〜10% |
赤 | 点滅 | 残量が残りわずか。充電を行なってください。 |
赤 | 点灯 | 残量が10%以下 |
アルカリ電池の利用について
本製品は、電池の入れ替えによる保証対象外判定はございませんが、ご利用いただける電池は『ニッケル水素充電池(単三電池サイズ)』のみとなっております。通常のアルカリ電池を使用し、充電や長時間の利用を行なった場合、液漏れなどを起こす可能性があります。その場合、使用期間に関わらず保証対象外となります。
ごく一時的な動作確認のため、アルカリ電池を使用することは可能ですが、誤充電などを防ぐためにも使用はお勧めできません。
どうしても必要な場合は、お客様責任であることをご了承いただいたうえ、使用後は電池を外してください。
バーコードスキャン利用中のソフトキーボード表示方法
スキャナー利用中は、スマレジ・アプリの画面上にソフトキーボードが自動で表示されません。
ソフトキーボードを表示させる2つの方法をご案内します。
バーコードスキャナー本体を使う方法


アプリの画面上をタップする方法


ソケットモバイル S740をご利用いただく上での注意点
使用する電池について
充電ができない場合などは、 ニッケル水素充電池(単三電池サイズ)に交換してください。
<付属の電池について>
スキャナー本体に充電式の電池を取付済です。
使用前に充電池の有無と装着の向きをご確認ください。
<電池交換について>
電池交換による保証対象外判定はございませんが、
ご利用いただける電池は『ニッケル水素充電池(単三電池サイズ)』のみとなっております。
通常のアルカリ電池を使用し、充電や長時間の利用を行なった場合、液漏れなどを起こす可能性があります。
その場合、使用期間に関わらず保証対象外となります。
誤充電などを防ぐためにもアルカリ電池の使用はお勧めできません。
どうしても必要な場合は、お客様責任であることをご了承ください。
『会員検索』で正常に検索が行えない場合
その際は、お手数ですが改行コード設定バーコードから該当の設定をONにしていただくようお願いします。
登録した商品が読み込めない場合(キーボード設定)
iPadのキーボードが「English(US)」以外のキーボードになっていると、バーコードを正しく読み込むことができない場合があります。
以下の手順でキーボードの言語を「English(US)」に設定してください。
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レジ端末の『メモ』のアプリ等、文字を入力することができるアプリを起動します
レジ端末(iPad/iPhone)のホーム画面にある、【メモ】アプリをタップします。 -
キーボードの言語を『English(US)』に設定します
文字を書き込める場所をタップしてカーソルが点滅した状態にし、ソケットモバイルS700の電源ボタンを短く2回連続で押します
キーボードが表示されるので、言語切り替えボタンをタップして『English(US)』に切り替えます。