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ソケットモバイル(Socket Mobile)S720/S740の接続方法

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S720/S740はワイヤレス(Bluetooth)で、QRコードもスキャン可能なバーコードスキャナーです。
S740は、免税販売に必要なパスポートの読み取りも可能です(一部モデルのみ)。


主な特徴(S720/S740)

  • 1D/2D 対応バーコードスキャナー
  • スマホ画面上のQRコードも読み取り可能
  • オプションの充電クレードル(スタンド)に乗せたままスキャンが可能な『自動スキャンモード』
  • 軽量コンパクトサイズで扱いやすい
  • フル充電で約9時間の連続動作が可能
  • パスポートの読み取りが可能(S740一部モデルのみ)
1Dは1次元バーコード(主にJANコード)、2Dは2次元コード(QRコード)のことを指します

ソケットモバイル S720/S740をご利用いただく上での注意点がございます
詳しくはこちら をご参照ください。

機器名称

  1. sinseikeiro.png
    名称 内容
    スキャンボタン バーコードを読み取る際の光を出すボタンです。
    電源ボタン ボタン長押し:電源ON/OFF
    ボタンを短く2回押す:画面上のソフトキーボード表示ON/OFF
    電源コネクタ 充電ケーブルの差し口です。
    電池ドアー 開けるとバッテリー電池を取り出せます。
    電池ドアーロック 電池ドアーの開け/閉めを行なうロックです。
    充電クレードル用のピン 別売の充電クレードル(スタンド)をご利用の際に、充電する置台に装着します。

接続方法

本文中の画像はクリックすると大きなサイズで表示されます

モードの切り替え

ソケットモバイルS720/S740には『キーボードモード(HIDモード)』と『アプリケーションモード』という2つのモードがあります。
スマレジ・アプリver.4.21.2以前のバージョンでは、『キーボードモード(HIDモード)』のみ利用が可能です。
初回使用時には必ず『キーボードモード(HIDモード)』へのモード切り替えが必要となります。
記載のバーコードを読み取り、モードの切り替えができます。

キーボードモード(HIDモード)
設定バーコード

『キーボードモード(HIDモード)』への切り替えは、ソケットモバイルのアプリからでも可能です。
設定バーコードの読取りは、レジ端末(iPadなど)とBluetooth接続されていない状態で行なってください

読み取り精度を上げたい場合(スマレジ・アプリver.4.22.0以上で利用可)

『アプリケーションモード』に切り替えると、バーコードの読み取り精度が向上します。
記載のバーコードを読み取り、モードの切り替えができます。

アプリケーションモード 設定バーコード
cb-keyboard-mode.png
cb-keyboard-mode.png
『アプリケーションモード』に切り替えると、パスポートリーダーとしての利用も可能となります。(S740のみ)
『アプリケーションモード』への切り替えは、ソケットモバイルのアプリからでも可能です。
『アプリケーションモード』では、スマレジ・アプリ以外のアプリでの読み取りができなくなります
『アプリケーションモード』は、スマレジ・アプリver.4.22.0以上で利用できます
設定バーコードの読取りは、レジ端末(iPadなど)とBluetooth接続されていない状態で行なってください

『アプリケーションモード』に切り替えると、パスポートリーダーとしての利用も可能となります。(S740の一部モデルのみ)
パスポートリーダーとして利用するためには、記載のバーコードを読み取る必要があります。

パスポート読み取り 設定バーコード
passportscan.png
passportscan.png
設定バーコードの読取りは、レジ端末(iPadなど)とBluetooth接続されていない状態で行なってください
パスポート読み取り可能なS740は、照射される光が白色です
照射される光が赤色の場合は、パスポート読み取り不可モデルとなります

 

  1. スキャナーの電源を入れます

    電源ボタンを長押しすると、起動音が鳴り、バッテリーライト(緑)が点灯し、Bluetoothライト(青)が点滅します。
    電源を切る場合も同様に電源ボタンを長押しします
  2. 端末からBluetoothでペアリングします

    レジ端末(iPadなど)の『設定』から『Bluetooth』を開きます。

    BluetoothをONにします。

    デバイスの欄に『Socket S740(S720)****』とスキャナー名が表示されるのでタップします。

  3. ペアリングが完了したことを確認します

    『自分のデバイス』内のスキャナー名の右側が『接続済み』となっていれば、ペアリング完了です。

バーコードをスキャンする

スキャナーとバーコードの距離を10㎝ほど離し、光をバーコードに当ててスキャンボタンを押します。
スキャンが成功すると音が鳴り本体が振動します。

  1.  
    1Dバーコード
    光がバーコード全体を覆うように当てます
     
    image06.png
     
    2Dバーコード
    光をコードの中心に当てます
     
    image07.png

自動スキャンモード

  1. image08.png
    ソケットモバイル S720 / S740は、設定バーコードを読み取ることで、常時スキャン可能な状態である『自動スキャンモード』に設定できます。
    また、別売の『チャージングドック』に乗せることで、充電しながらバーコードリーダーを固定することも可能です。

設定方法

本文中の画像はクリックすると大きなサイズで表示されます
  1. レジ端末のBluetooth設定をOFFにします

    バーコードリーダーがレジ端末とBluetooth接続された状態では、設定バーコードでの設定ができませんので、レジ端末の『設定アプリ』でBluetoothをOFFにします。
  2. 自動スキャンモードに設定します

    バーコードリーダーで画像のQRコードを読み取ります。
    スキャンボタンを押すか電源を入れ直すと、通常モードに戻ります

    cb-delay-autoscan.png

    バーコードを連続で読み取る間隔(インターバル)を設定可能です。
    誤って同じバーコードを連続で読み取ることを防ぎたい場合にご利用ください。

    『Timeout Between Decodes,Same Symbol』のバーコードをスキャンします。

    スキャンの光が途切れると読み取り完了です
    (音は鳴りません)

    『2』のバーコードをスキャンします。

    2回連続でスキャンの光が途切れると読み取り完了です (音は鳴りません)
  3. レジ端末のBluetooth設定をONに戻します

    Bluetooth設定をONに変更し、バーコードリーダーが接続済みになったことを確認します。

機器設定用のバーコードなど

※バーコード画像はクリックすると拡大表示します

バーコードリーダー設定時は必ずBluetooth接続をOFFにしてください

各設定用のバーコードを読み取る時は、レジ端末(iPadなど)とのBluetooth接続が行なわれていない状態で行なってください。




 

  1. 初期化バーコード
    sinseikeiro.png
    読み取りに成功すると、『ピーポ ・ ポ ・ ピポポポポ』と音が鳴ります。電源がOFFになり、バーコードリーダーの初期化は完了です。

 

  1. 改行コード
    sinseikeiro.png
    改行コードの設定が適切でない場合、スマレジの会員検索画面で会員情報バーコードを読み取っても検索が実行されないことがあります。
    左記のバーコードを読み取ることで、正しい改行コードの設定が可能です。

 

以下のバーコードは、該当設定が必要な際にご利用ください。


 

  1. 『0』から始まるバーコードの先頭『0』を読み取る(UPC-Aの設定)
    image000.gif
    バーコードの数字が『0』からはじまる場合(12桁/13桁)、『0』を飛ばして次の数字からとなる場合、こちらの設定をお試しください。

    読み取り時、本体の設定に関わらず、音は鳴りません
    設定後も読み取りができない場合は、設定後も『先頭『0』の読み取り(UPC-Aの設定)ができない場合』をご覧ください

 

  1. Codabar(NW-7)を読み取る
    sinseikeiro.png
    バーコードの数字が、前後をアルファベットで挟まれたようなコードが読み取れない場合、こちらの設定をお試しください。

 

    1. iOS対応モードへ変更する
      sinseikeiro.png
      S720/S740のBluetooth接続設定をiOS端末用へ変更します。
      初期化などを行なってもiOSのBluetooth接続に機器名が表示されない場合にお試しください。

 


 

画面上で読み取りれない場合、下記からバーコード一覧をプリントして読み取りを行なってください。

 

設定後も先頭『0』の読み取り(UPC-Aの設定)ができない場合

S720/S740は、一部の型番で『0』から始まるバーコードが読み取れない場合があります。
読み取りできなかった場合は、以下のバーコードの読み取りをお試しください。

yomenakattatoki.png

 

バーコードリーダーからBluetooth接続を解除する

ソケットモバイルS720/S740からBluetoothのペアリングを解除することができます。
スキャンボタンと電源ボタンを同時に押し続け、『ピピピ』と音が3回鳴ります。
音が鳴ったことを確認するまでボタンを押し続けてください
ペアリングが解除され、自動的に電源がOFFになります。
次に電源を入れると、別端末で『検出可能』になります。

設定用アプリ

  1. image17.png
    Socket Mobile社製のiOSアプリです。
    Bluetooth接続などの設定をアプリ上で簡単に行なえます。
    Basic Mode(HID Mode)で接続します

バッテリーについて

バッテリーライト(LED)の色や点滅パターンによってバッテリー残量が確認できます。

バッテリーライトの色 点滅パターン 状態
点灯 ACアダプタ接続時:満充電
バッテリー駆動時:残量が100%〜25%
点滅 ACアダプタから充電中
点灯 残量が25%〜10%
点滅 残量が残りわずか。充電を行なってください。
点灯 残量が10%以下

アルカリ電池の利用について

本製品は、電池の入れ替えによる保証対象外判定はございませんが、ご利用いただける電池は『ニッケル水素充電池(単三電池サイズ)』のみとなっております。
通常のアルカリ電池を使用し、充電や長時間の利用を行なった場合、液漏れなどを起こす可能性があります。その場合、使用期間に関わらず保証対象外となります。
ごく一時的な動作確認のため、アルカリ電池を使用することは可能ですが、誤充電などを防ぐためにも使用はお勧めできません。
どうしても必要な場合は、お客様責任であることをご了承いただいたうえ、使用後は電池を外してください。

バーコードスキャン利用中のソフトキーボード表示方法

スキャナー利用中は、スマレジ・アプリの画面上にソフトキーボードが自動で表示されません。
ソフトキーボードを表示させる2つの方法をご案内します。

 

バーコードスキャナー本体を使う方法

 
本体の電源ボタンを『カチッカチッ』と2回押します。
 
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アプリの画面上をタップする方法

 
画面下部に表示されるバーの右端(下向きの矢印)を長押しします。
使用されているiPadのソフトウェアバージョン(iOS)が古い場合、下部にバーが表示されないことがあります
 
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ソケットモバイル S720/S740をご利用いただく上での注意点

help-asset-y.png 長時間操作しない場合、自動で電源がOFFになります

初期状態では2時間操作を行なわない場合、自動で電源がOFFになります。
設定時間は切り替え可能です。
右記の設定用バーコードを読みこんで設定を行なってください
電源がONの時間が長いとバッテリーの消耗が早くなります。
こまめに充電を行なってください
設定内容 バーコード
2時間でOFF
barcord-2h.png
4時間でOFF
barcord-4h.png
8時間でOFF
barcord-8h.png
常時ON
barcord-no-limit.png

help-asset-y.png 使用する電池について

購入時に同梱されている電池は初回動作確認用の電池となります。
充電ができない場合などは、 ニッケル水素充電池(単三電池サイズ)に交換してください。


<付属の電池について>
スキャナー本体に充電式の電池を取付済です。
使用前に充電池の有無と装着の向きをご確認ください。

<電池交換について>
電池交換による保証対象外判定はございませんが、
ご利用いただける電池は『ニッケル水素充電池(単三電池サイズ)』のみとなっております。
通常のアルカリ電池を使用し、充電や長時間の利用を行なった場合、液漏れなどを起こす可能性があります。
その場合、使用期間に関わらず保証対象外となります。
誤充電などを防ぐためにもアルカリ電池の使用はお勧めできません。
どうしても必要な場合は、お客様責任であることをご了承ください。

help-asset-y.png 『会員検索』で正常に検索が行えない場合

改行コードの設定がOFFになっている場合、バーコードを読み取った際に検索の実行できません。
その際は、お手数ですが改行コード設定バーコードから該当の設定をONにしていただくようお願いします。

help-asset-y.png 登録した商品が読み込めない場合(キーボード設定)

iPadのキーボードが「English(US)」以外のキーボードになっていると、バーコードを正しく読み込むことができない場合があります。
以下の手順でキーボードの言語を「English(US)」に設定してください。

  1. レジ端末の『メモ』のアプリ等、文字を入力することができるアプリを起動します

    レジ端末(iPad/iPhone)のホーム画面にある、【メモ】アプリをタップします。
  2. キーボードの言語を『English(US)』に設定します

    文字を書き込める場所をタップしてカーソルが点滅した状態にし、スキャナー(S720/S740)の電源ボタンを短く2回連続で押します

    キーボードが表示されるので、言語切り替えボタンをタップして『English(US)』に切り替えます。

help-asset-y.png 故障が疑われる場合

お手元のS720/S740が正常に動作せず故障が疑われる際は、スマレジ・サポートへお問い合わせください。
当社での購入(スマレジ社からの出荷日)から1年未満の場合は、スマレジ・サポートにて先出センドバック対応を行ない、代替機をお届けいたします。

1年以上3年未満の場合は、ソケットモバイル社の問い合わせフォームにご連絡ください
ソケットモバイル社より、特別価格での代替機のご提供が可能です。

ソケットモバイル社問い合わせフォーム:https://www.socketmobile.co.jp/about-us/contact-us?form=hardwareSupport
商品受取日(スマレジ社からの出荷日)の確認は、当社から購入時に送信している機器出荷メールをご確認ください
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