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棚卸の設定

対象プラン

  • スタンダード
  • プレミアム
  • プレミアム
    プラス
  • フード
    ビジネス
  • リテール
    ビジネス

スマレジでは、棚卸の設定を組み替えることで様々なパターンの棚卸に対応しています。
お客様の運用に最適な設定で棚卸を行なってください。

目的 方法
日付をまたいで棚卸をしたい 自動追従を利用することで対応が可能です。
棚卸の進捗状況をステータス管理したい 棚卸フローを『入力完了を利用する』で設定することで対応が可能です。
取置き中の商品も棚卸に含めて管理したい 取置在庫取扱を『棚卸数量に取置在庫を含む』で設定することで対応が可能です。
在庫の操作で指定した日付で棚卸に反映させたい 棚卸基準を『計上日』で設定することで対応が可能です。

棚卸の設定方法

棚卸の設定は、在庫管理設定内の『棚卸設定』で行ないます
本文中の画像はクリックすると大きなサイズで表示されます
  1. 在庫管理設定を開きます
    Inventory_settings_004.png

    左メニューから、『設定 > 在庫設定 > 在庫管理設定』を選択します。

  2. 『棚卸設定』から各種設定を行ないます

棚卸基準(更新日と計上日)

棚卸基準では、特定の在庫変動操作(入荷/出荷/ロスなど)を棚卸へ反映させる日付のルールを設定します。
更新日 実際に処理を行なった日付の処理として、在庫の動きが棚卸へ反映します。
棚卸へ反映する日付と、在庫変動履歴の情報が完全に一致します。
更新日を選択している状態では、自動追従機能を利用することができません
計上日 該当の在庫操作で指定した日付(検品日/出荷日など)をもとに棚卸へ反映します。
棚卸へ反映する日付と、在庫変動履歴の情報が一致しない場合があります。
計上日を選択している状態でのみ、自動追従機能を利用することができます

例(棚卸中に入荷を行なった)

棚卸日 4/30
検品日 5/1
入荷処理日 4/22
入荷商品 S/S パーカー
入荷検品数 3
棚卸日 4/30
入荷日 5/1
入荷処理日 4/22
入荷商品 S/S パーカー
入荷数 3

更新日の場合

入荷を処理した日付で棚卸に反映するため、在庫数量に入荷検品数『3』が加算されます。
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  1. 棚卸を開始します
    Inventory_settings_001b.png

    棚卸開始時の在庫数量は『2』です。

  2. 棚卸中に入荷処理を行ないます
    Inventory_settings_002b.png

    入荷時の検品済数は『3』です。

  3. 入荷処理後に、棚卸の在庫数量を確認します
    Inventory_settings_003b.png

    入荷の処理と同時に棚卸へ反映するため、元の在庫数量『2』に入荷の検品済数『3』が加算され、在庫数量は『5』となります。

    棚卸開始時の在庫数量 2
    入荷の検品済数 3
    入荷後の在庫数量 5

計上日の場合

入荷時に指定した検品日が、棚卸日より先の日付のため、棚卸に反映されず在庫数量は変わりません。
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  1. 棚卸を開始します
    Inventory_settings_006.png

    棚卸開始時の在庫数量は『2』です。

  2. 棚卸中に入荷処理を行ないます
    Inventory_settings_07.png

    入荷時の検品済数は『3』です。

  3. 入荷処理後に、棚卸の在庫数量を確認します
    Inventory_settings_08.png

    棚卸日は4/30、検品日は5/1のため、棚卸には反映しません。
    そのため入荷の検品済数『3』は加算されず、在庫数量は『2』のままとなります。

    棚卸開始時の在庫数量 2
    入荷の検品済数 3
    入荷後の在庫数量 2

自動追従

棚卸中に発生した在庫の加算/減算の棚卸数量への反映について設定する機能です。
利用する
棚卸中に発生した在庫の加算/減算を、リアルタイムで棚卸数量に反映します。
棚卸中の販売数などを確認して棚卸数量を調整する必要がなく、理論在庫とのずれが発生しづらいため、日付をまたいで行なう棚卸に対応できます。
自動追従機能の利用には、棚卸基準を計上日で設定する必要があります
利用しない
棚卸中に在庫の加算/減算が発生した場合でも、入力した棚卸数量は変動しません。
棚卸中の販売数などを確認した上で棚卸数量を修正する必要があるため、在庫変動の発生しない時間帯(休日や夜間など)に行なう棚卸に適しています。
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  1. 棚卸を開始し、『棚卸数量』に数えた商品の数を入力します
    Inventory_settings_009.png

    入力後の棚卸数量は『2』です。

  2. 販売を行ないます
    Inventory_settings_010.png

    販売数は『2』です。

  3. 販売後に棚卸数量を確認します
    Inventory_settings_011.png

    自動追従を利用しているため、販売数が棚卸に反映し、棚卸数量は『0』となります。

    入力後の棚卸数量 2
    販売数 2
    販売後の棚卸数量 0
    自動追従を利用していない場合、棚卸数量は2のままとなるため、棚卸完了前に本来の数量へ確認/修正が必要となります

以下の場合、自動追従は棚卸数量に反映しません

棚卸中に、在庫処理(入出荷、店間移動など)の検品日のみを変更して更新した場合
棚卸のステータスが『調整中』になっている
設定した『棚卸日』の日付を過ぎている

棚卸フロー

店舗の運用に合わせて、棚卸を行なう際の作業の流れ(フロー)を選択することができます。
棚卸フローには『利用しない』『調整中を利用する』『入力完了を利用する』の3種類があり、選択肢によってステータス管理や調整機能を活用できます。
棚卸フロー 説明
利用しない

『利用しない』を選択した場合、『棚卸数量の入力 > 完了』といったシンプルな棚卸を実現します。
ただし、細かなステータスの管理などには対応していません。

棚卸作業に時間がかからない小規模店舗などでご活用いただける棚卸フローです。

詳細はこちらをご覧ください。

調整中を利用する

『調整中を利用する』を選択した場合は、棚卸の際に調整機能を利用することができます。

調整機能は『ステータス:調整中』に発生した在庫の加算/減算を棚卸中には反映させず、棚卸の完了後に確定した在庫数に対して反映させる機能です。
棚卸数量の入力完了後、ステータスを『調整中』にすることで、在庫の動きを気にせず棚卸数量と在庫数量の差異を確認できます。

調整中、在庫の加算/減算後の数量を棚卸数量として入力してしまうと、棚卸完了後にも加算/減算が反映するため在庫数にずれが発生する場合があります
調整中は棚卸数量に対する自動追従が行なわれません

詳細はこちらをご覧ください。

入力完了を利用する

『入力完了を利用する』を選択した場合は、棚卸のステータスを切り替えながら管理することができます。
ステータスは『棚卸中 > 入力完了 > 棚卸完了』の順に管理が可能です。

自動追従を併用することで、日付をまたいで棚卸を行う必要のある大型店舗や、営業中に棚卸作業を並行して行なう店舗の棚卸にも対応が可能です。

詳細はこちらをご覧ください。

取置在庫取扱

取置き中の商品を棚卸に含めるか設定することができます。
取置在庫取扱 説明
棚卸数量に取置在庫を含まない
在庫数量(理論在庫)に対して取置き中商品の在庫数を省きます。
そのため、棚卸の際に取置き状態の商品は数えません。
棚卸数量に取置在庫を含む
在庫数量(理論在庫)に対して取置き中商品の在庫数を含めます。
そのため、棚卸の際に取置き状態の商品も数える必要があります

マイナス在庫での棚卸完了

棚卸数量がマイナスの値の商品が存在する状態で、棚卸完了を可能とするかどうかの設定が可能です。
マイナス在庫での棚卸完了 説明
許可する
棚卸数量の値がマイナスの商品が存在する場合でも、棚卸を完了することができます。
許可しない
棚卸数量の値がマイナスの商品が存在する場合、棚卸を完了することができません。

棚卸差異計算式

棚卸の結果発生する差異を、どの計算式で算出するか設定できます。
選択によって、プラスとマイナスが逆の状態で値が算出されることになります。

『棚卸差異 = 在庫数量 - 棚卸数量』『棚卸差異 = 棚卸数量 - 在庫数量』のどちらかを選択してください。

入力完了

棚卸フローで『入力完了を利用する』を選択している場合、『入力完了』の操作をどの日付から可能とするか設定できます。
入力完了 説明
棚卸日より入力完了可能
設定した棚卸日から入力完了の操作ができます。
棚卸日翌日より入力完了可能
設定した棚卸日の翌日から入力完了の操作ができます。
棚卸日当日に入力完了の操作はできません
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